ジュニアとかリードとかってどんな基準で決まるんだろう?を GPT に壁打ちしてみるテスト

※この記事の内容は完全に私個人の主観であり、自らの立場、所属とは全く関係ないです

IT エンジニアのキャリアを考える時、ジュニア、ミドル、リード、シニアといった謎のランク分けを見ることが多々あると思います。

自分の主観では、世の中には知らないことが無限にあり、いつまで経ってもジュニアだなあと思っています。

ですが、流石に 10 年以上の経験を経て、そうもいってられなくなってきました。

そんなわけでこの記事では、よく見るそれらのランクについて主観を述べつつ、LLM くんとバトってみたいと思います。

対象のランク

パッと思いつくのはこの辺りでしょうか

  • ジュニア
  • ミドル
  • リード
  • シニア

経験年数上はおそらく被りがあるはずです。 その上で、できることの濃淡でタイトルが変わるみたいなイメージが先行しています。

ランクに対する自分の印象

ジュニア

  • 経験年数:0~3年
  • 視野の範囲:自分のチーム(1~10名規模)
  • できること:
    • すでに設計が決まっている機能の実装
    • 品質担保のためのテスト設計
  • 印象を言語化すると:
    • 技術に対しての理解が曖昧なままタスクに取り組んでいる。
    • そのために発生する考慮漏れについて、上位者の助けをたくさん借りることで解決できる。

ミドル

  • 経験年数:2~15年
  • 視野の範囲:自分のチーム(1~10名規模)と隣のチーム
  • できること:
    • 新しく実装する機能の設計と実装
    • 複合的な機能で実現する使われ方を保証するためのテスト設計
    • 外部チームとの折衝を上位者とともに行う
  • 印象を言語化すると:
    • 未知の機能に対して、クラス設計から取り組んでいる。
    • チーム内の担当者同士でそのプロジェクトのステークホルダーにどう説明するかの戦略を立てられる。
    • 想定外の事象に対し、発生原因を調査しつつ上位者と相談して解決することができる。

リード

  • 経験年数:6~20年
  • 視野の範囲:自分のチーム(1~10名規模)と隣のチームを含んだ、技術組織全体
  • できること:
    • 新しく実装する機能を実現するための要素技術選定
    • 非機能要件を含めた新機能の妥当性検証
    • 外部チームとの折衝を率先して行い、チームメンバーがタスクに取り組む際の疑問ができるだけ少ないように立ち回る
  • 印象を言語化すると:
    • 未知の機能に対して、クラス設計から取り組んでいる。
    • チーム内の担当者同士でそのプロジェクトのステークホルダーにどう説明するかの戦略を立てられる。
    • 想定外の事象に対し、発生原因を調査しつつ上位者と相談して解決することができる。

シニア

  • 経験年数:15~30年
  • 視野の範囲:技術組織全体+経営層
  • できること:
    • 事業に対して必要なソフトウェアの言語化
    • ソフトウェアの実装・運用を完遂するためのチーム作り
    • ソフトウェアを構築するための全体アーキテクチャ設計
    • 組織としてベットする技術の選定、あるいは選定しないということの判断
  • 印象を言語化すると:
    • 経営・事業の要望に対し、それを実現するためのソフトウェアの概要を検討できる
    • 中長期的な目線から、技術組織の方向性を判断し舵を切ることができる

LLM による回答

GPT-5.1 Thinking に、これらのランクについてどういう印象か考えてもらいました。 何回かのやりとりを経て、次のフォーマットでまとめてもらいました

{ランク}: 
LLM からみたランクを表現する一文 
- 自分の認識と LLM の認識でどれくらい乖離があるか 
- 乖離のある部分をまとめるとどんな文章か

ジュニア:

決まったレールの上を丁寧に走りながら、まだ「何がわかっていないか」を言語化する途中の学習フェーズにいる人。

  • 「考慮漏れが多い人」か「学びながらちゃんと価値も出している人」か、というニュアンスでやや乖離あり
  • ジュニアを「問題を起こしがちな人」ではなく、「決まったレールの上でも十分チームに貢献しつつ学んでいる人」として、もう少しポジティブに描きたい。

ミドル:

渡されたタスクをこなすだけでなく、そのタスクの切り方や仕様の妥当性まで含めて整えられる人。

  • 「設計〜実装ができる人」という点は近いが、「タスクそのものを組み替える人」という部分でそこそこ乖離あり
  • ミドルは「設計も実装もできる人」だけでなく、「そもそもこの仕様・タスクでいいのか?」と問い直して形を整え始める人だ、というイメージを足したい。

リード:

自分の生産性よりもチーム全体の成果を優先し、技術方針と段取りを決めてメンバーの認知負荷を下げる人。

  • 要素技術選定などの「強い個人」としての側面は近いが、「プロデューサー的な役割」の強さの点で乖離やや大きめ
  • リードは「一番コードを書ける人」というより、「誰が・いつ・どこまでやればゴールできるかを決めて、チームの成果を最大化する段取り役」として捉えたい。

シニア:

事業・組織と技術のあいだで、どこに時間・人・技術を張るかを中長期の視点で決める“技術の通訳兼インベスター”。

  • 「全部できる最強個人」像と、「翻訳と意思決定に重心を置く人」像の間で中〜大程度の乖離あり
  • シニアは「何でも自分でやる人」ではなく、「事業と組織を見渡しながら、どの技術にどれだけ賭けるかを決め、優秀な人が戦いやすい土台を作る人」として描きたい。

並べてみた時の感想

ジュニアとミドルについては、当たらずとも遠からず・・・?といったところですかね?

ミドルとリードの差分として「チーム全体の成果を優先」「認知負荷を下げる」という部分があるのが印象的です。

おそらくこの辺りの解像度が高いのは、自分がその辺だからな気はします。実践していることや意識していることのレベル感がその辺というか。

一方でシニアについては乖離が結構大きそうですね〜!

優秀な人がリードとして戦う土台を構築するのがシニアなんですね。そしてそれを目的として、人や技術のアサインを決めると。

意思決定がベースなんだけど、賭けるべきモノの審美眼には基礎知識が必須なわけで、求められるものが大きそうな気がします。 でもここまでできると楽しいんだろうな・・・とも思いますね。

いかがでしたか?

オチはないです :bow:

GPT のいっていることも推論に過ぎないので、本当にただの思考実験に近いです。ですが少なくとも、今の自分には今の自分に見合ったレイヤーの印象までしか不正確だというのがわかりました。

結局一足飛びに何かをできるようになることなんてあり得ないので、目の前のタスクをこなしつつ、移り変わる資質や視点を楽しんでいきたいですね。

それではノシ